セグロカブラハバチ

<ハチ目>ハバチ科 ハグロハバチ亜科 Nematus japonicus

メモ:寄主植物はアブラナ科植物。 

 ③④の日、周辺で本種が多く飛び交い、交尾個体も多く見られた。

 ⑧、1本のクサギの葉状で数匹の本種が見られた。

 幼虫は黒っぽく、わきに黒紋が並ぶ。

幼虫

カブラハバチ

<ハチ目>ハバチ科 ハグロハバチ亜科 Athalia rosae ruficornis

メモ:寄主植物はアブラナ科植物。

イヌノフグリハバチ

<ハチ目>ハバチ科 ハグロハバチ亜科 Athalia kashmirensis

メモ:寄主植物はイヌノフグリ類。

 成虫は胸部背面がオレンジ色。腹部第1節背面がオレンジ色。

  ♂→腿節の先端は黒くない。

  ♀→中・後肢腿節の先端が黒い。胸部背面は♂よりやや朱色がかる。

 

 〇「カブラハバチの仲間の幼虫はアブラナ科植物を食草とするが、クサギやキランソウに成虫が集ま

 り、葉の表面からクレロデンドリンという物質を取り込む。この物質は鳥やトカゲに対して忌避作用が

 あるほか、交尾刺激物質としても利用されている。」(「ハチまるごと!図鑑」大阪市立自然史博物

 館)より要旨。

 以上に書かれているように、写真③~⑤はキランソウの葉上で交尾が見られた(背景の紫色の花はキラン

 ソウの花)。⑩~⑫のキランソウの葉上で数匹の♂が飛び交っていた。

 またこの頁上のセグロハバチ写真⑧の折も、クサギ葉上で数匹のセグロハバチ成虫が見られた。

ニホンカブラハバチ

<ハチ目>ハバチ科 ハグロハバチ亜科 Athalia japonica

メモ:寄主植物はアブラナ科植物。

 幼虫は黒色、いぼ状の突起がある。

 成虫は胸部背面が朱色がかり、腹部第一節背面が黒い。後肢腿節の先端が黒い。

幼虫

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