マツオオアブラムシ

<カメムシ目>アブラムシ科 オオアブラムシ亜科  Cinara piniformosana

メモ:寄主植物はマツ類。

 ①~⑦まで同じクロマツ幼木の新梢に寄生していたもの。2014年春に見られなかったが、10/12に寄ってみると、トビイロケアリが何匹も見られたので、よく見ると無翅成虫が多数見られた。

クリオオアブラムシ

<カメムシ目>アブラムシ科 オオアブラムシ亜科  Lachnus tropicalis

メモ:寄主植物はクリ、クヌギ、カシ。

フウナガマダラオオアブラムシ

<カメムシ目>アブラムシ科 オオアブラムシ亜科  Longistigma liquidambarus

メモ:寄主植物はフウ類から5月中旬~6月にクマヤナギに移り、10月中・下旬にフウ類に戻る。

クマヤナギは多数自生しているが、下記は1本の太い雄木クマヤナギのみで見られた。

2015年5月末に初見だが、すでに大きなコロニーになっており、薄くワックスがかかった黒色の大型種 が、数本に分かれたツル性枝の広範囲にいたので、ぎょっとした。以後毎年気を付けているが、2018年8月に再び見られた。 約300メートル離れたところにフウ(タイワンフウ)の街路樹並木がある。

クヌギクチナガオオアブラムシ

<カメムシ目>アブラムシ科 オオアブラムシ亜科  Stomaphis japonica

メモ:寄主植物はクヌギ。アリを伴う。当地ではこのクヌギの大木1本でしか見つけられていない。根元から1m位までの幹の樹皮の溝に見られ、ここではクロクサアリが共生し、発生はアリの動きで分かり、早くて7月下旬、例年ほぼ8月下旬ころから9月にかけて気が付く。

 2014年は8/31には多く見られたが、9/30にはクロクサアリは歩いていたが、本種は見つけられず、10/26、有翅成虫1匹にクロクサアリ数匹がまとわりつき、樹皮の間に幼虫がわずかに見られた。

  下段は、土に覆われた根元に空いた穴にクロクサアリが無翅成虫3を運び入れるのを見た。アリ数匹が引っ張りあい、振り回したりで、傷だらけにならないか心配したほど。

ヤノクチナガオオアブラムシ

<カメムシ目>アブラムシ科 オオアブラムシ亜科  Stomaphis yanonis

メモ:寄主植物はエノキ、ケヤキほかアリを伴う。

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